2022年4月27日のハイパー縁側は、野島健介さんをゲストにお迎えしました!
テーマは「街と熱狂。」

本日のゲスト、野島さんは株式会社マッシュのクリエイティブ プランニング室にて、イベントの企画や運営に携わっています。オフィスが中津にあるため、ハイパー縁側は以前から知って下さっていたようです。
所属するマッシュは、創立41年のイベント会社です。セミナーやイベント、ワークショップなど、人を集めて価値を提供する類のものは一通り行っており、数多くの実績があります。“世の中を少しだけ楽しくしてみたい”という理念の下、ただ人を集めるだけではなく、人と人が繋がる、人と情報が繋がることを大切にしています。

野島さんは現職に就く前、調剤薬局のお仕事をしていました。薬や薬局の管理、薬の配送など3年間の勤務を経て、昔から興味のあった広告会社への転職を決意します。
1社目でも、歓迎会や送迎会を積極的に開催し、誰かを楽しませることに喜びとやりがいを感じていた為、次のお仕事でもいろんな人を惹きつけ、楽しませることのできる仕事に就きたいと考えました。

現在のマッシュに転職した野島さんが最初に携わったお仕事が、ラジオの当選通知をひたすら直筆で書きまくる、というものでした。1日に何百枚ものハガキを書き続ける毎日が続き、辛い状況なのかと思いきや、その出来事がきっかけでお仕事へのやりがいを感じるようになったそうです。

“仕事の原点”

自分がハガキを書いていた方々がイベント当日、実際に来場され、交流する機会に恵まれました。この時はとても嬉しかったし、人を集めて繋げていくという事のおもしろさを実感したと話します。野島さんの仕事の原点はここにあります。

そんな野島さんが、常日頃イベントを企画する際に大事にしていることは、自分が楽しめるようなエッセンスをこっそり仕掛けに組み込んでおくことです。皆さんが笑顔になる場をつくるために、まずは自分が何を提供できるかを考えています。

自分のアイデアから生まれたイベントの根っこの部分を大事にしつつ、沢山の人が色を塗り重ねてくれる。その工程がとても楽しいと話します。
誰もが楽しめるイベントをつくるためには、一人の力だけでなく様々な方のエッセンスが入って大きくなっていき、当初イメージしていたものを超えていくことが大事だと実感しています。「自分たちが誇れることを、自分たちの手で作り上げる」そんな場づくりをおこないたいのです。

今年、野島さんはコロナ禍で減ってきてしまったリアルの場を積極的に作っていきたいと考えています。最近では、自分の街をどのように楽しくしたら良いか?という相談を受けることも増え、地域の人へ貢献できる機会も増えてきたそうです。活躍の場が広がり、笑顔になれる人を一緒に作る機会が増えてきていると話します。

誰かの笑顔を見るために、ひたむきに工夫を凝らし続ける。縁の下の力持ちとはまさに野島さんのことだと実感しました。今後も人と人を繋げ、皆を笑顔にする野島さんのご活躍を楽しみにしています!

【野島 健介】
株式会社マッシュ クリエイティブプランニング室 室長
“世の中を少しだけ楽しくしてみたい” を合言葉に
「ヒトとヒト」、「ヒトとモノ」、「ヒトとコト」を
イベントという手段でつなぐ、中津に本社を構える
イベント企画制作プロダクションに所属。
人の心に響くアイデアや工夫など、
持ち前の着想力や、
対象物の強みや資質を活かした施策で、
世の中の課題解決に向き合う。
株式会社マッシュ