2021年10月14日のハイパー縁側は、株式会社Bonafideの南條泰朝さんをゲストにお迎えしました!
テーマは「Bonafide“一歩を踏み出す勇気”」

まずは、南條さんが飲食に携わるきっかけについてお聞きしました。きっかけは二つあったそう。
一つは、大学時代に出会った憧れの上司が飲食業をしていたこと。もう一つは、兄に30歳まではやり直しができるので自分がやりたいと思う事をやってみたら?と言われた一言で、飲食の道へ。

アルバイト経験を経て、入社して間もなく憧れの上司が店長を務めていたお店を引き継ぐことに。そこで、人に対しての価値観が変わる出来事が起きます。

自分が店長になってから二か月後に、40名いたアルバイトが10名程になりました。店長になった責任感やプライド、憧れの上司に早く近づきたい!という強い想いが反面となり、それが原因で辞めていったそう。
そんな時、十代の子から「なんで私たちを頼ろうとしないんですか?」と言われ、人に頼ることや助けてもらうことの大切さに気づかされます。

そして、人として店長としてレベルを上げるため他の店舗で経験を積み、27歳には会社全体のマネージャーを任されるまでになりました。
その経験を活かし、2019年には西中島南方で個人事業の「鉄板屋 な。」をオープン。

地域の飲食店オーナーが集う「肉中島南方」では、鳥のヒナを育てて販売するところまでの循環を担う活動も展開し、飲食から地域貢献・地域活性を目指す活動もされています。

“人財育成の場”

南條さんにとって地域貢献や地域活性とは、飲食を通じて、あのお店に行ったら楽しい。元気がもらえる。このまちに住んでよかった。と思ってもらえること。社会に出ても活躍できる、人財育成の場でもあると考えます。

会場に来場された方にも「今、踏み出そうとしていることはありますか?」と質問。

「現在、訪問看護をしていて、仕事以外の場面で“人の役に立ちたい”とずっと思っているが、まだ自分の中で明確なビジョンがないので、今日はヒントをもらいにこの場に来ました。」と話します。

南條さんが起業する際にその背中を押した廣瀬さんからは、「踏み出さないと見えない景色は必ずある。それはやってみないと誰にもわからない。5年後10年後に振り返った時、“あの時やっていればよかった…”とするのか、失敗したとしても“あの時やっていたから今がある”とするのかは自分次第」と。
南條さんも、3年前にその一言があったからこそ今の自分がある、と仰います。

来年には京都か中津エリアでもう一店舗出店されたい、と南條さん。
これからもチャレンジを続ける南條さんの活躍が楽しみですね。

【南條 泰朝】
株式会社Bonafide 代表取締役 / 南條事務所
1982年生まれ39歳
2004年に株式会社大地へ入社。飲食の道へ。
土間土間関西エリア本部、牛角、温野菜、のスーパーバイザーや独自ブランドでの海外店舗、炭火とワイン、アスヘノトビラ、AozoraOsoraの2次会のプロデュース等の管理を経て2018年、炭火とワイン2店舗で法人化。
社内フォ―ラムでは約30店舗の中で2連覇達成。
2019年に個人事業にて鉄板屋な。をOPEN。
人に興味が無かった20代前半、アルバイトの一言で人に対しての価値観が変わり人財教育メインで今の仕事を楽しくできる様になる。
アルバイトの可能性を強く感じ、アルバイトからの社員化を軸に来年の2022年にもう1店舗出店予定。
地域1番店を目指し、日々奮闘中。
最後に、
Bonafideとは→ラテン語で誠実、誠意、善意と言う意味
株式会社Bonafideは
相手に対して誠実ある
相手に対して誠意ある
相手に対して善意ある
集団組織を目指しております。
炭火とワイン
鉄板屋な。