2021年9月28日のハイパー縁側は、まさにカオス!なトークライブ&パフォーマンスが繰り広げられました!
ゲストは、「破壊は再生、表現者」を謳う渡辺ユキヲさんと昭和最古のキャバレー「ミス大阪」で活躍される188サリーさん。
テーマは…「第二思春期~表現パワーで愛のシェア~」です!
今日のハイパー縁側は幕開けもいつもとはちょっと異なり…ゲストのお二方の登場シーンからはじまります。まるでテーマパークのパレードのよう。
お二方の艶やかさと貫禄に、ファシリテーターもてんやわんやです。^_^;
ユキヲさんは北海道、礼文島のご出身!しかし、礼文島での記憶はうっすらとしかなく…赤ちゃんの頃に愛知県に移り住み、その地で育ったそうです。
19歳で東京に上京したユキヲさんは、パフォーマンスとは関係のない普通のお仕事をされていたそうですが「動きやお話がちょっと変わっているね、舞台とかしてるんじゃないの?」とその才能の片鱗を見出す人が多くいたそうです。
時は経ち、35歳のころ。とあるミュージシャンの「ちょっと歌ってみてよ」の一言で人生がガラッと変わりました。
適当に歌ったものを録音して曲にしてみたらなんだか面白くて、“はじまってしまった”そうです。
(トークの途中でカメラ目線をくれるユキヲさん。)
初めてのLIVEは大阪。東京でのデビューの道もあったのですが、仲間も知り合いもまったくいないアウェーなところでチャレンジを!というストイックなマインドで大阪に乗り込んできました。
13年前の3月15日。初めてのLIVEが開催されましたが、パンク好きの暴れ盛りだったので、「破壊」をやりまくり…あとで怒られまくったそうです。
こうして表現者としての活動を始めたユキヲさんは2020年に大阪に引っ越してきました。最近は、“第二思春期”と向き合い、内なる想いをアウトプットしています。
フレッシュじゃない40代の思春期、それが第二思春期。
第一思春期の身体がどんどん変わっていくという悩みとは打って変わって、第二思春期は身体がどんどん弱っていきます。身体が芯から寒くなっていく。治りにくい。知識は増えて大人のやり取りはできるけど、悩み沢山の第二思春期。
そんな身体と向き合い、悩みながら、パフォーマンスを通じて外に発散させているそうです。
さて、ユキヲさんについて長々と話してしまいましたっ…!
続いてはもう一人のゲスト、188サリーさんについてご紹介いたしましょう。
サリーさんは生まれも育ちも大阪・河内、のゴリゴリの関西人。「いてこましたろか」が口癖で、欲望のままに生きていらっしゃいます!
そんなサリーさんは、今年で84周年という日本で一番古い、歴史あるキャバレー「ミス大阪」に所属しています。
妖艶で華麗に踊るその姿はプロそのものですが、キャバレー歴は3年目。40年も在籍しているベテランのお姉さんもいらっしゃるそうで、まだまだひよっこだと話します。
3年前までは別のお店でトークエンターテイナーを務めていたのですが、お声がかかり、ずっと望んでいた「ミス大阪」での活動が始まります。
キャバレーと聞くと、なんだか敷居が高いように感じてしまいますが、ただただ喋って楽しむ社交場・大人が子供になって楽しめる場所であるそうです。
女性だけのお客様もいらっしゃいますし、おばあ様、お母様、娘さん親子3代のお客様をお迎えしたこともあるそうです!
そんなサリーさんのプライベートはというと、1人で山登りするなど自分と向き合う活動がお好きなようです。イメージとは少し離れていますが、自己愛に気づき、自分をリセットするために自然の場所に行くとのことでした。
“自然と縁がつながっていく”
そんなお二人の出会いや共演までの道のりを振り返ると、その出会いは運命めいたものだと感じられるそうです。
自らの欲望をあらわにしなくても、自分の思うままに動いていれば自然と縁がつながり、協力してくれる人・応援してくれる人がどんどん増えていく、という事をお二方とも実感しました。
別々の道を歩いてきたお二人が出会ったのは、とある飲み屋さん。
ユキヲさんのそのオーラに惹かれ、「なんかしてはりますよね?」というサリーさんの一言で二人の関係は始まりました。しかし、最初の出会いに関しては、ユキヲさんは全く覚えていないようです。(笑)
サリーさんの熱烈なラブコールにより二人はまた会うようになり、どんどん縁が繋がり、大きくなり、この日ハイパー縁側にて初共演を果たしたのです!
中津での活動の始まりも運命めいたもので…。
たまたま、中津の事を面白いなぁと感じたユキヲさんが、ネットで検索をしてみたら、“坂本”というワードがでてきたそうです。
ふと連絡してみると「ようこそ中津へ!」と中津への愛にあふれた熱い返答が。3カ月くらい前に顔合わせして、とんとん拍子でハイパー縁側への出演が決まりました。
お二方の強烈な個性がぶつかり合い、それに魅力を感じた人が一人、また一人と巻き込まれていったのですね。
トークの後は、待っていました!完全復活祭の幕開けです。
この日披露されたのは…35歳の時に表現活動をはじめたときにはじめて作った曲「唇答えネットワーク」と「シャンションボーイ」。
その場で参加していた方々も巻き込み、全員で踊りまくる。サリーさんのダンスやバックコーラスでより一層素敵な仕上がり…!
ハイパー縁側から中津の街中に愛を届けられたのではないでしょうか。
今回が初共演だったお二方ですが…今後の共演やそれぞれのご活躍がとても楽しみです!
自作自演 表現者
破壊は再生、表現者。
北海道礼文島出身。
東京生活27年を経て現在は大阪在住、活動は日本。
企画演出作詞作曲自演♪
2009年「渡辺ユキヲ企画」活動スタート。
スタートから今に至るまで全ての自主企画でチケット売り切れで満席となる。
渋谷PARCOでハロウィン企画。
原宿のお店を貸し切ってのファッションショー等。
NHK「ドクターG」出演。
二コ二コ生放送「東京クレイジーファミリー」の企画演出出演。
【188サリー】
本名Richelle Vito 1981年4月19日
フィリピン人の父と日本人の母との混血。
父はプロのミュージシャンであり、その譲りから ダンサー、モデル、演技、歌、踊りの才能を磨いた。
その経験を積み重ね、今はバラエティトークエンターテイナーとして活躍しながらも普段は母親の顔を持つ。
2人の男の子を現役で育てながらも自分らしく、なりたい自分を楽しみながら生きてる。
現在は昭和最古の日本最大級本格的キャバレーミス大阪のトークエンターテイナーとして活躍中。
今や、レトロの空間が残る歴史あるキャバレーが次々と閉店していく中、大阪難波にある千日前ミス大阪が今や日本で1番古いキャバレーとなった。
昭和のリアルタイムをタイムスリップしたかのような空間を守り続ける為の活動をアピールしている。
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ミス大阪