8月25日のハイパー縁側は、山田久美子さんをゲストにお迎えしました!
テーマは「目指せシンプルライフ~植物の力で心と身体を健康に~」

久美子さんは、現在アロマを取り扱ったりオリーブオイルの輸入・販売を行っています。その経緯をまずお話してくださいました。

久美子さんは大学で栄養学を、大学院では微生物を学び、その後化粧品会社の品質管理の仕事をするようになります。当時、世間に「アロマ」という言葉が出始めた頃。久美子さんは化粧品会社にいたこともあって言葉を聞くことがよくあり、アロマテラピーに興味を持ち始めます。

アロマは精油の薬効がありながら、日本では雑貨として扱われ誰でも買うことができます。精油を水に混ぜるだけで化粧品になり、自分でも作れることが衝撃的でのめりこんだそう。

久美子さんはこれを通じて植物の力を知り、アロマをもっと扱える人になりたいと考えます。日本では雑貨ですが、薬として扱われるフランスで現場を見たいと思い、当時小さかったお子さんも連れて家族全員でフランスへと飛び込み、3ヶ月間滞在しました。

滞在中、フランスのラベンダー畑で家族と撮った素敵な写真も見せてくださいました。野生のラベンダーがあったり、畑のそばの小屋で売っているところもあり、生活の一部でアロマがとても普通にあったそう。

元々はラベンダー以外にも色んな精油を調合できたらと思っていましたが、これだけ身近で使われているのを見て、薬効やそれだけ需要や安心感があるラベンダーのすごさに納得して帰ってきたことが収穫だったと話します。

またラベンダー畑の探索中は家族でキャンプ場に泊まっていましたが、キャンプ場のオーナーから、オリーブオイルを売っていて日本にいた経験もあるといういとこを紹介されます。

日本ではオリーブオイルの使い方がまだ広まっていなかった時代。日本で食べて全然おいしくなかった経験があり、元々は嫌いだったと話す久美子さん。しかし、紹介されたアルルのお店で食べると、日本のものとはフレッシュ感がまるで違いそのおいしさに衝撃を受けます。

日本で売られているドレッシングには食品添加物がたくさん入っていますが、子供には添加物を食べさせたくないと考えていた所で、美味しいオリーブオイルを輸入すれば食卓が変わると考えました。自然のままなにも使わずに搾ったオリーブオイルを野菜にかけたらおいしいよ、と伝えたい。オリーブオイルに出会った感動を人に共有したくて、輸入を始めたのでした。

現在はカマルグという所でつくられたオリーブオイルを輸入しています。優しい、主張をしない味で焼き魚やオレンジジュースにも合うそうです!

現在の久美子さんは、アロマテラピーやオリーブオイルを広めつつ、化粧品会社でも働いてと様々なことに取り組んでいます。純粋に自分がいいと思ったものを人に伝えたい思いで始めましたが、結局それにより忙しくなり、気づくとあっという間に一日が終わってしまいます。

自分がどれだけ楽しんでいるのか?本当に植物に対してちゃんと向き合っているのか?でも人にも伝えていきたいという葛藤もあり、自分自身を見つめなおしたいと思っています。

“目指せシンプルライフ”

そこで掲げるのが「目指せシンプルライフ」。久美子さんにとってのシンプルライフとは、自分軸をしっかりもって崩さないこと。地に足つけた落ち着いた生活をして、一つ一つのことに感謝し、向き合っていきたいと話します。

自然との関わりをもっと自分の生活に取り入れて、それにより自分の生活が豊かになったり心や体の健康につながるものはまた人に共有できたらとお話されました。

これからの社会で重要な価値観を先んじて考え、実践していこうとされている久美子さんのお話を聞き、自分自身も生活を見つめ直したいと思いました!

【山田 久美子】
オリーヴの小枝 オーナー
紀元前から、人はずっと植物とともに生きてきました。現代は、一緒に歩んできた自然をついついないがしろにしてしまっている気がします。 原点に立ち返り、植物のパワーやエネルギーの恩恵に預かれることに感謝する生活を目指しています。
オリーヴの小枝 -le rameau d’olivier-