6月28日のハイパー縁側は、障害のある方の支援やU25のコミュニティを立ち上げ尼崎の街を奔走する“あかねまる”さんをゲストにお迎えしました!
テーマは「カオスなまちで豊かに生きる」

“あかねまる”さんは現在、尼崎にある障がい者支援施設にて介護ヘルパーとコミュニティスペースの運営をしています。

和歌山県で生まれ育った“あかねまる”さんが尼崎に移り住んだのは、大学を卒業した直後の事でした。大好きな地元から一旦離れ、外の世界に触れて自分の経験値を高めたいと思い、大学時代に縁があった尼崎に引っ越してきたそうです。

しかし移り住んできた当初は、仕事の当てもなく「バイトでもするかなぁ、やることがないなぁ」と考えていました。そんな中、現職・NPO法人サニーサイドの理事長とひょんなことから出会い意気投合し、初めて会った飲みの場でサニーサイドへの就職が決まったそうです。

福祉のフィールドや障がいのある方との関りは一切ありませんでしたが、いまのお仕事は天職であると“あかねまる”さんは話します。

障がいの有無にかかわらず、誰しもが持っているその人だけの特性を知り、どのように向き合いコミュニケーションを取っていくのかを考える事が好きだからだそうです。

“カオス=予測できない状況”

今のお仕事が天職であると思うのには、もう一つ理由があります。職場では毎日予測できない出来事が次から次へと起こり、そのカオスな状況がとても居心地がよいと感じているからです。常識非常識やどうあるべきかを忘れ、ただそこにいていい、と個人を尊重できる場を大切にしたいと言います。

この様な価値観を身につけたのは、小中高時代の意外なバックグラウンドが理由になっているそうです。
“あかねまる”さんは小学校1年生から中学校3年生までの期間、学校に行かず不登校の状態で生活をしていました。四角い箱の中で、決まりきったルールのある共同生活に順応するのが難しかったと話します。

学校には行かないけれど、友達はたくさんいて、これまで友達とのつながりを切らしたことがないそうです。柔道の習い事でお友達と遊び楽しむなど、外の世界との繋がりはずっと保ってきました。

そんな“あかねまる”さんの「外との繋がり方」は高校に上がると同時にがらっと変わりました。定時制の高校に進学すると、そこには予測できないカオスな状況が待ち受けていました。
それぞれのモヤモヤを抱えている人たちに出会い、同じ空間に居て話をすることで、どんどん気持ちが明るくなっていったと言います。

とてつもない居心地の良さを感じられた“あかねまる”さんは、他人を尊重し、この場を大事にしたいという利他的な思いの詰まった「カオス」の場をつくりだすことに魅力を感じていきました。

いまは、コミュニティスペースhinataの運営や生き博の運営など「カオス」の場を作り出すポジションにいますが、その根幹にあるのは“みんなの生き方を肯定したい”という想い。
高校生の時、まだモヤモヤを抱えていた“あかねまる”さんは街づくりイベントで、あるおっちゃんに出会いそのおっちゃんにモヤモヤを話すと、
「別にええやん。それはそれでええやん。」という言葉が返ってきたそうです。

何の関係もない人だったけれど、生き方を肯定してくれた気持ちになり、心が軽くなったのだと話します。

この様な経験を経て、次は自分が誰かの生き方を肯定し、あなたの生き方は間違ってないよ、と伝えられる大人になりたいと話してくれました。

周りをパァッと照らす明るさとハツラツさを持ち、誰かの気持ちにそっと寄り添える“あかねまる”さん。尼崎の街を駆け抜け、笑顔と勇気を与える“あかねまる”さんの今後がとっても楽しみです!

【あかねまる】
NPO法人サニーサイド/コミュニティスペースhinata
1995年生まれ25歳/和歌山県出身/尼崎在住
障がいのある方の支援をする介護ヘルパーとコミュニティスペースのスタッフをしてます。
肩書きっぽいこと:ニヤニヤする人/元不登校/U25+α
いつもニヤニヤしてるねとよく言われます。
小学校1年生〜中学校3年生の9年間不登校でした。若者と遊ぶための団体、U25+αを立ち上げ、若者とやりたいを叶えるきっかけづくりをしています。
好きなこと:人/ビール/尼崎/和歌山/大真面目にふざけること/カオス/福祉
NPO法人サニーサイド
コミュニティスペースhinata
U25+α