6月4日のハイパー縁側は、aaaaaaaaa(えい)さんをゲストにお迎えしました!
テーマは、「笑顔の芸術家はなぜ生まれたのか?」

絵画を描くアーティスト兼バケツドラマーとして公園などでライブパフォーマンスをされる“えい”さん。
トークセッション前には、オープニングアクトとしてバケツドラムパフォーマンスを披露されました。

会場の空気を振動させ、中津のまちに響くバケツドラムの鼓動。
「子供には響くけど大人には響かない音があり、響かない音は雑音にしか聞こえない。」と話す“えい”さん。
路上ライブ中に注意される事もありますが、継続することで応援して下さる方々がいらっしゃる事がとても嬉しいと話します。

表現という言葉は「表に現す」と書きます。“えい”さんは絵画や芸術・音楽のチカラで、受け手の中の固定概念を優しく破壊する「固定概念の破壊」に挑んでいます。それは攻撃的な破壊ではなく、その人の心のモヤモヤや一歩踏み出せない事への不安などを「解く」破壊。

かつて“えい”さん自身も音楽を表現する事によって、心のモヤモヤが破壊され救われてきた経験があるから!と、エネルギー全開で話し始める“えい”さん。

まずは、誰もが気になるaaaaaaaaa(えい)さんの名前の由来について。
当時、双極性障害(うつ病)だった“えい”さん。「言葉は、伝えるのには意味があるが、地球外から飛び出して宇宙から眺めると特に意味はない。意味はあるけど、意味は無い」と考え、「意味がないやろぁぁぁぁ!」「ああああああ…」と画面に打っていたら、気が付けば路上で「あー!」と叫んでいたそう。

そして、数字の「9」をとても大切にしています。“えい”さんの誕生日は1月9日(1×9)、奥様は3月13日(3×1×3)、お子様は9月1日(9×1)、全ての数字を掛け算すると、数字の「9」になる。

意味を持たない「a」と、大切にしている「9」をかけ合わせて“aaaaaaaaa(エーイ)”という名前にしています。ちなみに、「あ」と呼ぶと呼びにくいので「エイ」と呼んでるそう。

絵を描き出したきっかけは約2年前。当時はうつ病が特に激しく、心配してくれた親友がキャンバスを持ってきてくれた事がきっかけで絵を描き始めました。

「絵服は自分の身体を守るための防衛服」と話します。他者との関係を深めたいが、迷惑をかけるかもしれない想いから、自分の状況を周りに知ってもらうために描いていました。“笑顔”は、キャンパスに笑顔を描いたら心がスカッと晴れた事がきっかけで、“笑顔の芸術家”として活動を展開しています。

“えい”さんが描く絵は明るいね!と話が盛り上がります。
自分はもともと暗い人間で、暗い人間だからこそ明るい気持ちになれる絵を意図的に描いていると話します。しかし全てが明るい訳ではなく(明るさ:暗さ=70:30)、自ら明るくなりたい時に明るい色を使います。

逆に明るい時に暗い絵は描かない。暗くなりたい人間は少ないので、アートを通じて周りの人達を明るくしていきたいと話します。

“この地球上で、自然体で生きる”

バケツドラムを始めたきっかけは5歳から習っていた和太鼓。太鼓の音色は“呼吸”であり、生きるための“呼吸”は止められません。
絵を描く事は“食事”と例えます。生きるためには食べなければならない。絵画や映画を見て刺激を受けると、朝昼晩・昼夜問わず絵を描きたくなる。絵を描く事は「空腹になる感覚に似ている」と話します。

ストリートでのパフォーマンスは最高だと話す“えい”さん。
呼ばれなくても自ら出演し、自ら楽しみ、交流が生まれ、子どもたちも参加出来る。何より職場(扇町公園)が家から近い。

公園でのパフォーマンスで感じる事は、子供たちがその場の空気感を楽しんでいるのに、大人が意外とノッて来ないケースがあるそう。大人も子どものように純粋に楽しめばいい、少しもったいないとも話します。

うつ病になってから、ソクラテスやプラトンなどの哲学を学び続けている“えい”さん。哲学と出会う前は、何も考えていなかったと言います。哲学と出会い、何かを学ぶことに対して「考え、そして感じる」サイクルになりました。

かつて、純粋で自然体がゆえに自分自身をさらけ出していた“えい”さん。良いエネルギーを感じていた時はそれでよかったのですが、ある時ドス黒いエネルギーを感じた時に耐えられず壊れてしまいました。
それを防御するために、哲学・ロック・ブルース・絵画・表現・芸術などを取り込んで自分自身の解釈をもって感じるようになった、と言います。

「今年はどこまで目指すのか?」の問いに対して、毎日がゴールと答えます。
道中を一生懸命生きていない人間は、ゴールにたどり着けない。

“えい”さんの場合は、絵を描く(食事)、ドラムを叩く(呼吸)ことで、その場を歩き、生きている実感が湧く。幸せや歓喜を感じる事が出来る。
今、この瞬間が最高だと話し、最後にバケツドラムのパフォーマンスで締めくくられました。

【aaaaaaaaa(えい)】
笑顔の芸術家/バケツドラマー
笑顔の芸術家えいです!
ストリートでバケツドラムのパフォーマンスなどをしながら、自宅の押し入れで笑顔の絵画やオブジェ、絵服などを制作しています!
夢は笑顔のえい美術館を作る!
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