3月29日のハイパー縁側は、東郷 潤さんをゲストにお迎えしました!
テーマは「鮪屋さんの 鮪屋さんによる 鮪好きのためのおはなし」

開始時間になっても現れないゲストの東郷さん(笑)。到着が少し遅れるとのことなので、東郷さんのご紹介者である稲田さんが急遽、ピンチヒッターでトークスタート!

稲田さんと東郷さんとの馴れ初めを聞いていると、笑顔で走ってやってきて「宜しくおねがいし“マグロ”」と、なんでもマグロをつけちゃうユニークな東郷さん。
シャツもマグロ柄、マグロ屋さんの奥様も応援に駆けつけ、マグロづくしのトークがスタートします。

まずは、「マグロ屋さんとはどんな仕事なの?」の質問からお話が始まります。
マグロを実際に釣るのではなく、市場で仕入れたマグロをスーパーやお寿司屋さんに納品するなど、産地から仲介して消費者に届けるのがお仕事だと東郷さんは話します。

東郷さんの一日は、夜中1時に起きて市場に向かうところからスタート。市場に到着次第、4時50分に開始する市場の競りの準備をします。その後、競りで購入したマグロを東郷さんが勤める会社でお昼10時ぐらいまで店頭にて販売。

お昼には仕事が終わり家に帰って寝る、昼夜逆転の生活を過ごす東郷さん。今ハイパー縁側で話している時間は、お布団に入って寝る時間だそう。実は、奥様との結婚式でも“ケーキ入刀”ではなく、“マグロ入刀”!参加者にマグロを提供したほどのマグロづくしの生活を送っているそうです。

マグロ屋さんになったきっかけは、大学を卒業した20代前半に知り合いから紹介されて、との事。和歌山県出身の東郷さんは山育ちで海も遠く、マグロとは縁もゆかりもありませんでしたが、知り合いの紹介のアルバイトでマグロと出会い、気が付けばのめり込んだそう。

マグロ市場で働く皆様は「職人さんの集まり」と話します。マグロのさばき方は誰も教えてくれず「技術は見て盗め」と、10年間 先輩の横で見ながら学び、家に帰り小さな魚で自主練習をして技術を磨きます。社長に懇願しマグロをさばく機会を経て、今のさばける立場を得たと話します。

コロナ禍では、飲食業界に続きマグロ業界も厳しいと話します。
スーパーや百貨店に営業したり、最近ではマグロマルシェを企画し、スタートしました。

“お客様の声を直接聞きたい”

マグロマルシェは以前からご自身で構想していて、「美味しいマグロを手軽に自宅で食べてもらいたい。卸業者では難しい、実際のお客様の声を直接聞きたい。」との想いから、自宅の前でマグロマルシェをスタートしました。

今ではお客様の口コミからご近所さんが沢山きてくれるようになり、口コミは最強の広告だと話します。

最後は東郷さんのマグロイベントについて、来場された皆様も含めて盛り上がりました。一匹全てを食べきるまで参加者が帰れないイベント、ラフアウト中津キッチンを活用したマグロ解体ショー、西田ビルの地下駐車場を活用したブロックパーティやマグロをテーマにしたアート作品の展示など、“マグロ×音楽×アート”をコンセプトにしたマグロイベントのアイデアが溢れてきました。

東郷さんの今年の抱負は、美味しいものを安く、みんなが喜ぶことをもっと広く伝えていきたいと話します。
「マグロでツナがる中津」マグロだけにツナ!(笑)
最後まで明るく、周りの人達を元気にしてくれる、東郷さんの人間味溢れるハイパー縁側になりました。

4月3日はマグロマルシェをこのハイパー縁側の場所で開催しマグロ!皆様、是非とも西田ビルまで足をお運び下さい!

【東郷 潤】
株式会社東魚販・谷野 鮪人
1981年生まれ。和歌山県出身
鮪人歴17年。
海育ちではなく山育ちの僕が、ひょんなことから鮪の世界へ。
中央市場で卸業を長年していますが、時代の流れとともに【個】への大事さと楽しさを感じ、最近ではまぐろマルシェを定期的に開催しています。
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