2020年最後のハイパー縁側は、12月23日に健幸美ヨガインストラクター&ダンサーのTomoさんをゲストにお迎えしました。
テーマは「毎日をマインドフルに生きる」。

人の思考回路の90%は、なんと過去の後悔や未来への不安にとらわれているそうです。
「マインドフル」とは、〈今〉目の前の楽しいことや美しいものに集中することで、人生の質を上げていく、という考え方です。

“まず自分自身を大事にする”

マインドフルにおいてもう1つ大事なことは、他人や環境などの〈外〉に向きがちな意識を、自分自身の〈内側〉に向けること。
自分自身が満たされていないと相手にも愛を分けてあげることはできません。
まずは「自分がどうしたいのか?」と自分自身を大事にして愛で満たし、余った分を他人に分けてあげることが大切なのだそうです。

Tomoさんはインドでヨガを学びました。
ヨガというと体のストレッチだと思われていますが、ヨガとは「心と体、私とあなた、私と世界が繋がる」という考え方で、呼吸法、瞑想、料理、、、などなど、生きていること自体が「ヨガ」なのだそうです。

インドのヨガの教室には人種もジェンダーも多様な方々が集まっていたそうで、毎日様々な発見をする中で、人種もジェンダーも関係なく、一人の「人」としてどう生きるか?ということこそが大切なのだと気づかれました。

ダンサーでもあるTomoさんは、その時の心のままに踊っていると神聖な気持ちになれるそうです。
短い人生なのに、他人にどう思われるかを気にしてばかりいるのはもったいない。
Tomoさんを見た方にも「自由に、自分のやりたいことをやっていいんだ」と思ってほしいとお話されます。
会の最後には、クロマティックハーモニカ奏者の海人さんの演奏に合わせて即興のダンスを披露していただき、年の瀬にぴったりの華やかな回となりました。

幸せは自分の外側にあるのではなく、自分の内側にあるのだそうです。
自分の心に素直に、自分が楽しいと思うことをまず始めてみること。
そんな少しの勇気を出してみることで、毎日をマインドフルに生きられるのだと思いました。

【Tomo(河上知美)】
健幸美ヨガインストラクター&ダンサー
▼2002-2007 石垣島でダイビングインストラクターとしてリゾートホテルで勤務
▼2007-2008 ワーキングホリデービザでオーストラリアに移住。帰国後、休日なしの勤務により鬱になり声が出なくなる。時々通っていたヨガを本格的に学び、鬱から克服。
▼2011-2014 日本語教師&ヨガインストラクター としてタイのバンコクで勤務。
▼2014 アシュタンガヨガ、呼吸法、アーユルヴェーダ、解剖学、チャンティングを学びにインドのマイソールに6ヶ月間滞在。
▼2014 マッサージセラピストとしてスイス&フランスに3ヶ月移住。ミラノのヨガスタジオに毎日通い、ヨガのプラクティスを続ける。
▼2015 再びインドのマイソールへ3ヶ月滞在後、スリランカの二ランベの瞑想センターにてサイレンスリトリート2週間を経験。帰国後、ヨガ以外にもマインドフルネス瞑想のシェアを始める。
▼2016 再びインドのマイソールに2ヶ月間滞在し、自身の健康スウィーツのブランド『トモブリスボール』をマイソールのオーガニックショップにて販売スタート。帰国後、大阪中崎町で友人のカフェオープンに伴い、朝のみの営業でスムージーボウルとブリスボールのパイナップルカフェをオープン。
▼2017 友人のカフェ閉店に伴い、パイナップルカフェ閉店。閉店後はイベントのみ出店。この頃からダンサーとしての活動をスタート。色んなジャンルのアーティストの方との即興セッションでパフォーマンスの機会をいただく。ハワイフェア(阪急梅田、松屋銀座)にて、ハワイ在住アメリカ人アーティストNoelani Loveと即興セッションも経験。
▼2019 アメリカ人エレンワトソンとダフネツエ考案のVibranceの
ティーチャートレーニングコースをBali島にて受講。歌とダンスを通して、チャクラを整え解放し、自身と繋がり本来の自身に生まれ変わる様々な体験を経験した。以後、自身がシェアしていたマインドフルネス瞑想やヨガにバイブランスのメソッドを加え、『マインドフルネスxヨガxダンス』イベントを開催。
▼現在 オンラインを中心に、美尻やくびれを作る『ボディメイクパーソナルレッスン』『マインドフルネス瞑想』『チャクラ講座』『本当に夜眠る前のヨーガニードラ』等を開催。
お一人お一人がまずは自身と繋がり、愛し、溢れた分を大切な方へと送っていく。そうすることで愛の循環が生まれ、世界平和に繋がると信じてシェアを続けている。
私たちの身体は楽器と同様に、チューニングする必要がありますが、忙しいと感じる心が失われ、感じるより考えてしまい、沢山の情報で頭の中がいっぱいになり、余裕がなくなり、楽しむ事を忘れてしまいます。
感じるがままに子供の様に身体を動かし、表現し、解放していくことで、ハートを開くことができます。
今は踊ることが一番大好きだと改めて最近氣付くことができ、自身にとって、踊ることは魂と繋がること、そして神様に祈りを捧げている様で神聖な氣持ちになれます。