2020年11月30日のハイパー縁側は、中川暢三さんをゲストにお迎えしました。
テーマは「どうすれば大阪・関西そして日本を元気にできるか」
この日にお誕生日を迎えた中川さんは元北区長、前加西市長。23年間会社員としてビジネスに関わった後政治の世界へ入りました。
中川さんは「政治の常識を変えること」をミッションに、無所属、無党派にこだわりながら、ほぼ自己資金で政治活動をしてきました。全ての問題と解決策は現場にあると信じ、現場を大事に政治に関わってきました。
なぜ日本の政治はよくならないか?それは、本気で政治を良くする実行力のある政治家を選べていないからだと話します。有権者は個人の幸せだけでなく、社会の問題にも目を向けて、良い政治家を選んでほしいと考えています。低い投票率を上げるために、投票に行くことによるポイント付与、投票率の高い地域への補助金制度なども提唱しています。
“使命感”
全国の様々な所で出馬してきた中川さん。その理由は使命感だと話します。有権者が政治にそっぽを向けて、よい政治家を選べないと有権者である自分たちにツケが回ってきてしまう。政策の実現への強い思いのある政治家を選んでほしいからだと話します。
中川さんはほとんどの行政課題は経営課題だと感じています。首長は自治体の将来や市民のことを考えて、先送りにせず早く意思決定することが大事である。政治・行政の世界しか知らず、民間の経済実情や納税者の苦労がわからない政治家だとアイデアも出ないだろうという危機感を持っています。
トークセッションの後半では来場者からの様々な質問にも回答してくださいました。
最後には、学生時代を過ごした信州の槍沢の写真をご紹介。山に降った雨や雪がせせらぎとなり、やがて大河になっていくことにご自身の活動を重ねています。純粋な思いでやっているささやかなことが一つの流れとなりやがて大河になった時、日本の政治が良くなるという信念をもっていらっしゃいます。
中川さんは市民の方々が困り事や改善点をご相談いただけるよう、ご自身の電話番号を公開し、いつでもお電話を受けていらっしゃいます。お困りごとがあれば、ぜひ中川さんにご相談しましょう!
元大阪市北区長、前加西市長
一般社団法人兵庫総合研究所政策顧問
早稲田大学パブリックサービス研究所招聘研究員
東洋大学PPP研究センター客員研究員
プラチナ構想ネットワーク特別会員
信州大学卒業後、松下政経塾、鹿島建設を経て自治の世界へ
官庁と民間の両方を経験したハイブリッド型人間、完全な無所属無党派の改革派
北条鉄道社長時代、全国初の「ボランティア駅長制度」を発案するなどアイデアマン
自治体の経営改革、公共資産マネジメント、公会計、事業再生、地域創生、都市開発が専門
東久邇宮文化褒賞受賞
『 政治に無関心な人たちへ ツケは必ずあなたに回る』
『間違いだらけの政治家選び 無関心とポピュリズム政治が日本を滅ぼす 』