2020年10月29日のハイパー縁側は、「テーマパークダンス」のプロダンサーの育成講師兼パーソナルカラーアナリストのKYOKOさんをゲストにお迎えしました。
テーマは「ダンスとメイクで夢を叶えるお手伝い」。

テーマパークダンスは、テーマパークに来場されたお客様に笑顔になって頂くことに特化したダンスです。
KYOKOさんは2歳の頃から洗濯籠の中に入ってダンスを踊っていたそうで、今でも、洗濯籠の中のKYOKOさんを祖母や母が嬉しそうに見ている様子を覚えているそうです。

本格的にダンスを始めたのは中学生の頃。
お父様が小学6年生の時に亡くなっていて「進学の際に公立の高校であれば母を助けてあげることが出来る」という想いから、入試にダンスのある、行きたい高校に出会った事がきっかけでした。

“演劇を通して人間性を学ぶ”という同校では、目標をもった同級生の意識の高さに衝撃を受け、「本当に楽しむためには自分の限界までやらないと、楽しい境地へはたどり着けない。」と、ご自身もストイックな毎日を送ります。

高校卒業後は、手に職をつけようと国家資格の取れる美容学校への進学を決めました。
美容学校時代も「自分のやりたい世界を実現させたい」との強い思いから、コンテスト出場の際も徹底的にこだわり、卒業式では答辞も務めるほど良い成績を納めました。

お母様の再婚を機に、再びダンサーとしての夢を実現するべく、テーマパークのダンサーとして入社します。狭き門を突破できた秘訣は「運です。」とおっしゃいます。「努力もしていましたが、努力と並行して自分に良い運や気を寄せるために、日頃の行いに気を付けて生活していました。部屋を片付けたり、席を譲ったり、荷物を支えたり。」

充実した現役生活の3年目の終盤に3.11を経験し、さらに4年目で一番やりたかった役もやりきったことから潮時を感じ退園しました。
退園後に関西に帰ってくると、関西にも“テーマパークダンサーになりたい”という方がたくさんいることを知り「自分がテーマパークダンサーになった時に研究したものをみんなに伝えてみよう。」と指導側に回り、今に至ります。

“クセを抜きながら、個性を潰さない”

ダンスを教えている時に一番大事にしている事は「その子のクセを抜きながら、個性を潰さないこと」だそうです。個性をつぶしてしまうとみんな均一になってしまい、グループとしては際立つかもしれませんが、世の中に出た時には個性がある方が喜んでもらえるし、オンリーワンになれます。そんなKYOKOさんは、起きてる間はいつも生徒の事を考えてしまうそう。

今後の野望について。2021年4月に初めてご自身のスタジオの発表会を大型のホールで計画されていて「今はそれで頭いっぱい」との事です。

最後に、「今日は私が踊ってる動画はないのですが、ミニショーを準備しています。」との事。会場で一緒に踊ってもらえる人を探し、ミュージック、スタート!♪

【KYOKO】
プロダンサー育成講師/パーソナルカラーアナリスト
宝塚北高等学校演劇科出身
高津理容美容専門学校にて美容師国家資格を取得。
多数のヘアメイクコンテストにて優勝。
理事長賞と努力賞を受賞し首席で卒業。
その後、関東大手テーマパークにてダンサーとして活躍。
多数のパレード・ショー・CM等に出演。
退園後はミュージカル・ショー・レビュー・吉本新喜劇・ジョン ウー監督の国際映画などにダンサーとして出演。
今までの経験を活かし、美容とダンスで夢を叶えるサポートに心を注いでいる。