2020年7月27日のハイパー縁側は、“うのちゃん”こと鵜野みどりさんをお迎えしました!
テーマは「人が好き、笑顔が好き、健康が好き、そして自然が好き」
うのちゃんは大分県の湯平生まれ。高校を出てからバスガイドをしたり、老人ホームの寮母をしたりした後、23歳で千葉へ上京し、3年間短大へ通います。昼間は保育園に勤め、夜は学校に通う毎日を過ごし、保育士の資格を取得しました。
そして米穀商をしていた旦那さんとの結婚を機に来阪し、もう40年以上中津にお住まいです。3年間で4人も子供を授かりましたが、うのちゃんは仕事をやりながらで、子供たちは近所の人たちに育ててもらったと言います。
“見る、ではなく見守る”
見守ってもらえるのが地域の良さであり、子供たちの様子を見て時には叱ることもあると話すうのちゃん。見る、ではなく見守る。地域の人の見守りで自分の子供が育ってきたので、今度は自分が見守ってみんなに育ってもらおうと考えているそうです。
その後仕事と並行してヘルパーの資格もとり、保育園とシニアのヘルパーをする施設に就職。最初はヘルパーをしていましたが、園長にこれからは子供たちと接したい!と思いを伝え、保育士をするようになりました。
ハイパー縁側でも、絵本「かぜのでんわ」を読み聞かせしてくれました!うのちゃんが絵本から感じた、人と人がつながっていたら思いが届くこと、その思いを誰かに伝えることが大事だということが力強く伝わる読み聞かせでした。
最近も老人センターや様々なボランティアの活動に精力的で「今を生きる」うのちゃん。このコロナの時期には、「ボランティアばかりしてたらあかん、保育士の資格を持っていることは社会資源や」と言われ、自身の資格と経験が活かせるんだという気づきを得て、再び保育士として働き始めました。
自分がまず楽しんで、それが周りの人に価値をもたらし、信頼や応援をしてもらえる。そんな素敵な生き方をしているうのちゃんの魅力に引き込まれた回でした!
【鵜野みどり】
“うのちゃん”
団体・組織・肩書きにしばられない。
人に寄り添い、一緒に考え、人に頼ることの大切さを伝える。
地域とつながり、人とつながり、命を大切に長生きしよう。
●1949年 大分県由布市生まれ
バスガイド、特養老人ホーム勤務ののち、23歳で兄を頼って上京。
松戸で短大に通いながら保育士として勤務。
1978年 縁あって大阪へ。
米穀商の夫と共に4人の子供を生み育てる。
様々な仕事をしながら、ヘルパー資格取得。
2005年 保育園勤務、ヘルパー派遣。
2013年 退職、地域にかかわる様になる。
2020年6月より、86歳現役の友人にすすめられ、保育士として働き始める。
●保育士、幼稚園教諭、ヘルパー、子育てプラザ出前講師
●ボランティア
まちともサービス
キッズプラザ協力スタッフ
絵本の会北
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里草会