5月26日のハイパー縁側は、松本永理佳さんをゲストにお迎えしました!
テーマは「りんごがつなぐ居心地の良い場づくり」。

永理佳さんは現在、大淀の“りんごカフェ elicafe”のオーナーをされています。
高校から英語を専門とし、進学を機に⼤阪に引越してこられ関⻄外国語⼤学卒業後、商社の海外事業部に⼊社しました。入社してすぐに、社長に同行して通訳する凄まじい日々を送ったそうです。

「動きがある英語をもっと使いたい」そんなに英語ができなくても、英語は楽しいものだと永理佳さんはおっしゃいます。その場を楽しむことに重きを置き、言語はなんだっていい、そんなスタンスです。

そんな永理佳さんはカフェが好きでオーナーもされていますが、お話する事は苦手だと言います。家や会社以外のサードプレイスでなにかするのがすごく好きで、昔からカフェで勉強しながら、ひとりでいる時間が大切だったそうです。
永理佳さんにとってカフェは、おしゃべりをしにいくというよりは、自分の世界観に没頭するような場所でした。

永理佳さんは経営者になりたくて入った商社を退社後、カフェの開業のために動き始めました。その矢先に大淀で良い物件が見つかったので、旦那さんにも言わずにここでの開業を即決したそうです。「その年は色々ありすぎて何を年賀状に載せたらいいのか分からないくらいだった」と話す永理佳さんはキラキラしていて、チャレンジの尽きない充実した日々を送られてきたのだなと感じとれました。

開業当初こそカフェにりんごの面影はありませんでしたが、メニューで出した焼きりんごのヒットを機に、マーケティングかつブランディング的にりんごに特化した方が良いという流石の目利きで、敢えて都心に“りんごについて話せる場・発信できる場”をもたれました。お店の壁を真っ白にして、ギャラリー展示を不定期開催したり、りんごのデッサン教室や、りんごマルシェもされています。

「なんで青森でやらないの?」と、よく聞かれるそうです。ですが、リアルに都心でやるからこそ永理佳さん自身がストーリーテラーとなって繋がりを大きくする意味を持っていて、「これからも東北でやることはない」ときっぱり。ブレない軸をもっているのが印象的でした。

“俯瞰的な姿勢で、その場の空気感を大切に”

永理佳さんは、りんごへの愛も空間への愛もどちらにも執着しすぎる事はありません。
「思い入れが強すぎると、感情的になってしまう」

大切な場所を自分ものだと思いすぎずに、俯瞰でみて皆に委ねながら育ててもらう意識がとても大切だとお話しされます。
素晴らしい場のオーナー、“Pommecurator(pommeはフランス語でりんごのキュレーター)”の永理佳さんのこれからの活躍が楽しみです!

【松本 永理佳】
りんごカフェ elicafe 代表/ Pommecurator
2014年10月 elicafe 開店。
メニューの1つ「丸ごと焼きりんご」が大人気になったことをきっかけに、店舗をりんごカフェにすることを決意。
りんごを楽しむきっかけになる場所をつくりたいと奮闘中。
elicafe by Cafe-inn
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