2020年10月21日のハイパー縁側は、岡下真弓さんをゲストにお迎えしました!
テーマは「“セクシーは自由に健康に”自分を大切にする生き方」

冒頭、岡下さんの屋号である“美養憧”について。養は漢方の中医学で養生の意味を持ちます。自分の健康は自分で守ろう、自然と共に暮らしながら自分自身を養おう、年齢の重ね方をポジティブに捉えて、みんなから憧れられるような年の重ね方をしましょう。
美養憧にはそんな意図が込められています。

“セクシーは自由に健康に”
これは岡下さんの生き方そのものです。岡下さんが思う“セクシー”とは「またあの人に会いたいな」というような、その人だけが持っている魅力の事です。
“セクシー”はその人の生き方そのものが表れていて、その人に会うたびに美しくなるような生き方が本来の人間の生き方なのではないか、と考えておられます。

岡下さんは普段はフリーランスの薬剤師をしながら、健康講座をされています。
大学卒業後、化粧品会社で研究員として働いていましたが、自分が作りたいものを作ることが出来ないもどかしさを感じていました。結婚をして旦那さんの転勤で会社は辞めましたが、薬剤師として働いていました。
しかし、「自分のこの先の人生を薬剤師の道だけで終わらせるのはもったいない」と思い、フリーランスになると決めました。

「呼吸」は一番簡単な健康法、とお話しされます。人間は忙しくなると、息をするのを忘れ、姿勢も猫背になり、下の方に視点がいき、モチベーションや生産性も悪くなります。自律神経をコントロールできる唯一の方法が、呼吸です。なので、岡下さんは「息」をするようにしています。
「息するだけで健康になるって、めっちゃええやん!♪」

“香りは人の記憶を呼び起こす”

幼い頃からお母様の着物のタンスを開けた際に匂ってくる樟脳や扇子のビャクダンの香りが大好きだった岡下さん。その香りが今でもお好きで、アロマセラピーでもビャクダンと同様の香りが落ち着くそうです。

中医学からすると、元気・勇気・やる気といった人を動かすものは“気”で出来ています。その“気”が忙しくてストレスがかかると滞ってしまうのですが、その滞りを流してくれるのが“香り”だそうです。
当日は来場者の仕事帰りの疲れも和らぐようにと、持参されたアロマの香りを会場の皆さんに体感頂きました。

最後に、香りのあるライフスタイルについて。
今、世界的に様々な場所で取り入れられているバイオフィリックデザイン。緑や自然、香りや太陽の光といったバイオフィリックの生活が会社や家庭でも取り入らたら良いのでは、と考えておられます。

「自然に身を置いている場所で健康になれば、これほどお得なことはありません。人によって必要な香りはそれぞれ違うので、今の自分に必要な香りが測定で分かって、ポンっと出てきたら、最高だな♪」と締めくくられました。

【岡下真弓】
美養憧 女性美ディレクター

「セクシーは自由に健康に」
これが私の生き方です。
セクシーの定義は人それぞれ。私が思うセクシーとはその人の魅力です。その人の生き方・考え方が体の内側から溢れ出し、言葉やしぐさに現れます。だからこそ「今」の自分を大切にしていかなければならないのです。
この思いを多くの方に伝えるために、フリーランス薬剤師として働きながら「自分を大切に」をテーマに中医学美容アロマ・女性ホルモン・アンチエイジングの専門家としてテレビ局・医学学会・公共・大手企業様から依頼をうけて講演講座活動を行っています。
また最近は女性活躍推進の一環で、女性のライフプラン・キャリアアップのセミナーも行っています。