2020年5月20日(水)のオンライン「ハイパー縁側」は、生野まち歩き案内人キムラーこと木村和弘さんをお迎えしました。
「プロ」のまち歩き案内人として、これまでに述べ4万人もの人を大阪市生野区で案内したという木村さん。

韓流ブームでコリアタウンを訪れる人が増えた2004年にスタートし、16年もの間、生野区だけを案内してきたそうですがまだまだ新しい発見があるそうです。

まち歩きのルートや内容は、当日のお客さんの雰囲気や気づきから会話を膨らませて作っていくセッション方式。外の人ならではの視点から逆に得られることも多いのだとか。

“間”

地域プレーヤーとしてまちづくりに関わったこともある木村さんが大切にするのは、人間、時間、空間、すべてに入っている「間」ということばです。

まち歩きは日常のおすそ分け。それまで関わりのなかった人や歴史、風景との間に縁が生まれることで、帰るころには少し好きになっていて欲しいと考えているそうです。

木村さんとの「まち歩き」、ぜひ一度体験してみたいですね。

【木村和弘】
生野まち歩き案内人
大阪市生野区出身。大学では社会学を専攻。証券マン、書店員、出版社を経て2004年「生野まち歩き案内人」として独立。これまでにのべ40,000人超を案内。多文化共生のまちの魅力を発信。
2018 年個人事業を「株式会社コリアジャパンセンター」として発展法人化。代表取締役。イベント企画・制作・運営を行っている。
2012 年から地域活性に取り組み、2019 年「一般社団法人いくのもり」設立、代表理事に。官民協働のシティプロモーションサイト「いくのぐらしドットコム」運営。「IKUNO みんなの学校」を開催。生野区役所と業務連携協定を締結し中間支援として活動している。 生野区・福島区・東成区で「まちづくりセンター」アドバイザー(2016 年~)として地域活動支援に取り組む。地域活動を熟知し年間 100 件以上の会議ファシリテーションを行う。大阪市、堺市、岸和田市等の職員研修講師(まちづくり・ファシリテーション)、各種人権研修講師(多文化共生)。大阪市地域公共人材登録。

趣味:まち歩き・乱読・チャップリンのお絵描き・謎解き
好きなもの:麺類
特技:生野区内ならどこでもすぐ案内できる
バンダナが目印。気温が下がると「正ちゃん帽」に 変わる。