9月4日のハイパー縁側は、アウトドアツアーの会社を経営されている、株式会社ココロの片山誠さんをゲストにお迎えしました。

テーマは「サバイバル教育を通じた未来を担う人づくり」。

片山さんは東日本大震災でボランティア活動をしていたのをきっかけに本業のアウトドアでこの先自分にできることはないか?と考えます。
そこで以前から所属していた“大阪を変える100人会議”のメンバーと「72時間サバイバル教育協会」を立ち上げます。

当初の理念は、災害が起きた時に子供たちの死者を0にしよう!で、そのためには子供たちにサバイバル力を身につけさせ、自助力を上げるための二泊三日の防災キャンプを企画します。

ところが、サバイバル=過酷というイメージが強く全く人が集まらなかったそうです。
そこで、日帰りでできる「サバイバルマスター認定講習」をスタートします。
サバイバルマスターは、FIRE、NIFE、SHELTERなど8つの項目があり、それぞれの講習を受けて検定に合格するとワッペンがもらえ、すべて集めたらサバイバルマスターに認定。
子どもたちは1つワッペンをゲットするともう一個欲しくなって気づけば全部ゲットしているそうです。

“他者を守れる地域社会”

他にもサバイバル教育とは別にこれからの未来を生きていく若者(中高生)が自分たちの未来のhappyのために、自ら考え行動する“未来を創る100人会議” 略してミラ100の活動もされています。

サバイバル=防災の意識を高めるために自分で考え正しい行動ができる人を増やす、サバイバル教育もミラ100も同じと片山さんは仰います。

公助・共助も大切だが、他者を守れる地域や社会になると強い!
これからの未来を担う子どもたちが自助を身につけ、助けられる側から助ける側になることでより良い社会になる。

世の中にサバイバルマスターが増えて、どこにいても安心できる地域と社会になるといいですね。

【片山誠】
株式会社ココロ 代表取締役
2006年5月、アウトドアツアーを企画運営する株式会社ココロ(大阪市)を設立。ガイドをしながら野外教育、体験学習などの研修にも力を入れる。2011年の東日本大震災が起こった時から東北にボランティア活動で通い始める。この先自分に何が出来るのかを考えた時に、災害時に子どもたちが自力で生き抜く力を身につけるサポートをしていこうと決意し、2013年に一般社団法人72時間サバイバル教育協会を仲間と共に設立。2016年に代表理事となる。
2018年5月に著書を出版したことをきっかけに全国展開を本格的に始め、仲間を増やし続けている。災害時に限らず、普段から人のつながりを大切にする、固定観念にとらわれずに自ら考えて行動する、世の中で起こっていることを自分ごととして考えられる、そのような人を増やしていくために全国で講習・講演活動中。
JOLA(ジャパンアウトドアリーダーズアワード)2019優秀賞受賞。メディア出演多数。
著書「もしときサバイバル術Jr」「車バイバル!」、監修「目指せ!災害サバイバルマスター」