2020年9月2日のハイパー縁側は、坂本まゆみさんをゲストにお迎えしました!
テーマは「小さなアクションが世界を変える~わたしもあなたもべっぴんさん~」

坂本さんは30年近く看護師をされています。若い頃は救急や手術などでわかりやすくデータに出る所がやりがいだと思っていましたが、病棟の師長になってから、人間の行動の背後にある感情や習慣をみる人間行動学が重要だと考えるようになりました。

現在は短大の看護学科で教員をしながら、土日にマクロビオティックの健康講座をしたり、コロナ下の現在は受診相談センターの電話対応もされているなどマルチキャリアですが、全ての軸には「べっぴんさん」があると話します。

坂本さんは「わたしもあなたもべっぴんさん」というテーマを世の中に出したいと思っており、2013年から講演の活動を始めました。「わたし」が前にあるのは、まず自分自身が満たされてないと人の幸せを応援し一緒に喜ぶことができないから。このことや代表を務める「Simleading」の名前にもつながるシンプルに生きることの大事さは、全てお仕事でみてきた何十万人もの患者さんに教えてもらったと話します。

特に、以前担当したガンで亡くなる直前の患者さんに、自分のやりたいことはやらないと後悔するでと言われたことはとても印象に残っていて、ご自身の行動につながっているそう。

べっぴんさんステッカーをこれまでに4000枚以上配ってきた坂本さんには今、夢があります。2030年にべっぴんさんという言葉を英英辞典に載せて、また国連でもスピーチをしたいそう!

“べっぴんさん”

べっぴんさんに性別・年齢・国籍は関係ありません。7年近く活動をする中でその定義も変わってきたそうです。最初はきれい、明るい、 丁寧な人などわかりやすい定義からユニーク、唯一無二な人へと変わり、さらに今では、昨日より今日をハッピーに!一歩前に行動している、進もうとしている人がべっぴんさんだと考えています。

とにかく人が好きで、べっぴんな笑顔が素敵な坂本さんのお話で、会場がとても温かい雰囲気で満たされました。

【坂本まゆみ】
Simpleading 代表/大阪信愛学院短期大学 看護学科 教員
救急・手術室などの急性期医療と師長経験を含む約30年の看護師人生から見えてきた人間行動学に併せて、マクロビオティックを探求、自身のアトピーを大幅に改善した経験から、看護学科で看護教育に従事する傍ら、西洋医学と東洋医学を統合させた「べっぴん健康講座」を全国のスーパーマーケットの従業員とお客様へ展開中。
同時に2013年より、世界はべっぴんさんであふれている「わたしもあなたもべっぴんさん」をライフワークとして活動している。
わたしもあなたもべっぴんさん